トップ
>
嗟矣
ふりがな文庫
“嗟矣”の読み方と例文
読み方
割合
ああ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ああ
(逆引き)
生残た妻子の愁傷は実に
比喩
(
たとえ
)
を取るに言葉もなくばかり、「
嗟矣
(
ああ
)
幾程
(
いくら
)
歎いても仕方がない」トいう口の下からツイ
袖
(
そで
)
に置くは
泪
(
なみだ
)
の露
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
頓
(
やが
)
て浮世の
隙
(
ひま
)
が明いて、
筐
(
かたみ
)
に遺る新聞の
数行
(
すぎょう
)
に、我軍死傷少なく、負傷者何名、志願兵イワーノフ戦死。いや、名前も出まいて。ただ一名戦死とばかりか。兵一名!
嗟矣
(
ああ
)
彼
(
あ
)
の犬のようなものだな。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
嗟矣(ああ)の例文をもっと
(2作品)
見る
嗟
漢検1級
部首:⼝
13画
矣
漢検1級
部首:⽮
7画
“嗟”で始まる語句
嗟嘆
嗟
嗟乎
嗟歎
嗟呼
嗟吁
嗟哉
嗟夫
嗟息
嗟賞
“嗟矣”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
二葉亭四迷