トップ
>
幾程
ふりがな文庫
“幾程”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いくほど
55.6%
いくら
44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくほど
(逆引き)
見張り
初
(
はじ
)
めてより
幾程
(
いくほど
)
も無く余は目科の振舞に
最
(
い
)
と怪しく
且
(
かつ
)
恐ろしげなる事あるを見て
何
(
ど
)
うせ
碌
(
ろく
)
な人には
非
(
あら
)
ずと思いたり、其事は
他
(
ほか
)
ならず
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
さて其男は
幾程
(
いくほど
)
も無く病み
煩
(
わずら
)
ふことありて死にけりとか。こは近頃の事なりとて、男の名も聞きしかど忘れにけり。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
幾程(いくほど)の例文をもっと
(5作品)
見る
いくら
(逆引き)
「実に面目は有りませんが、しかし
幾程
(
いくら
)
悔んでも出来た事は仕様が無いと思ッて今朝母親さんに
御風聴
(
ごふいちょう
)
申したが……叱られました」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
「そうでございます。石垣苺と申して皆東京や横浜へ出ます。あんな口も碌に利けない草木を
瞞
(
だま
)
して毎年二千三千という金を揚げる家が
幾程
(
いくら
)
もありますよ」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
幾程(いくら)の例文をもっと
(4作品)
見る
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
程
常用漢字
小5
部首:⽲
12画
“幾”で始まる語句
幾度
幾
幾何
幾歳
幾日
幾人
幾許
幾年
幾個
幾干
“幾程”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
二葉亭四迷
作者不詳
佐々木邦
三遊亭円朝
柳田国男
森鴎外