トップ
>
いくほど
ふりがな文庫
“いくほど”の漢字の書き方と例文
語句
割合
幾程
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾程
(逆引き)
隊が岡山を離れて、まだ
幾程
(
いくほど
)
もない時、能呂がふと前方を見ると、隊の先頭を少し離れて、一人の男が道の真中を闊歩してゐる。隊の先導をするとでも云ふやうに見える。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ぞ
取結
(
とりむす
)
ばせける夫より夫婦
間
(
なか
)
も
睦
(
むつま
)
しく暮しけるが
幾程
(
いくほど
)
もなく妻は
懷妊
(
くわいにん
)
なし嘉傳次は
外
(
ほか
)
に
家業
(
なりはひ
)
もなき事なれば
手跡
(
しゆせき
)
の指南なし
傍
(
かたは
)
ら
膏藥
(
かうやく
)
など
煉
(
ねり
)
て
賣
(
うり
)
ける月日早くも
押移
(
おしうつ
)
り
十月
(
とつき
)
滿
(
みち
)
て頃は寶永二年
戌
(
いぬ
)
三月十五日の
夜
(
よ
)
子
(
ね
)
の
刻
(
こく
)
に
安産
(
あんざん
)
し玉の如き男子
出生
(
しゆつしやう
)
しける嘉傳次夫婦が
悦
(
よろこ
)
び大方ならず
程
(
ほど
)
なく
七夜
(
しちや
)
にも成りければ名を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
いくほど(幾程)の例文をもっと
(5作品)
見る
検索の候補
いくら