“懷妊”の読み方と例文
新字:懐妊
読み方割合
くわいにん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文右衞門の方へつかはせしにより思ひ思はれし中なれば兩人のよろこび大方ならずいと睦敷むつまじく暮しけるに程なく懷妊くわいにんして一人の男子をまうけ其名を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「ところが、意地の惡いものだ、それから間もなく奧方も懷妊くわいにんして、翌る年同じく男の子を生んだ。それは秀太郎といつて今年四才になる」
しながら此處彼處ここかしこかこひ者をなし其上屡々しば/\女郎買にもゆきうちの下女には手を付て懷妊くわいにんさせて金を取られいやはや女を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)