“睦敷”の読み方と例文
読み方割合
むつまじく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文右衞門の方へつかはせしにより思ひ思はれし中なれば兩人のよろこび大方ならずいと睦敷むつまじく暮しけるに程なく懷妊くわいにんして一人の男子をまうけ其名を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
一 兄公こじゅうと女公こじゅうとめは夫の兄弟なれば敬ふ可し。夫の親類にそしられにくまるれば舅姑の心にそむきて我身の為にはよろしからず。睦敷むつまじくすれば嫜の心にも協う。又あいよめを親み睦敷すべし。殊更夫のあにあによめあつくうやまふべし。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
思ひの外歡びて近所の者へも私しのよめは夫婦中も睦敷むつまじくことに私しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)