“睦気”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むつましげ50.0%
むつまじげ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三人の女傘かさが後になり先になり、穂の揃つた麦畑むぎばたの中を、睦気むつましげに川崎に向つた。恰度鶴飼橋の袂に来た時、其処で落合ふ別の道から来た山内と出会でつくはした。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
女連は、睦気むつまじげに語りつ笑ひつし乍ら踊を見てゐた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)