懷妊くわいにん)” の例文
新字:懐妊
文右衞門の方へつかはせしにより思ひ思はれし中なれば兩人のよろこび大方ならずいと睦敷むつまじく暮しけるに程なく懷妊くわいにんして一人の男子をまうけ其名を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「ところが、意地の惡いものだ、それから間もなく奧方も懷妊くわいにんして、翌る年同じく男の子を生んだ。それは秀太郎といつて今年四才になる」
しながら此處彼處ここかしこかこひ者をなし其上屡々しば/\女郎買にもゆきうちの下女には手を付て懷妊くわいにんさせて金を取られいやはや女を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其方そのはう懷妊くわいにんの由我等血筋に相違是なしもし男子なんし出生しゆつしやうに於ては時節を以て呼出すべし女子たらば其方の勝手に致すべし後日證據の爲め我等われらに添大切に致し候短刀たんたう相添あひそへつかはし置者也依て如件
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)