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懷疑
ふりがな文庫
“懷疑”の読み方と例文
新字:
懐疑
読み方
割合
うたがひ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うたがひ
(逆引き)
然し、今祖父さんが目を閉ぢてゐるけれども、自分は
些
(
ちつ
)
とも暗くない。……祖父さんは
平常
(
ふだん
)
嘘を言つてゐたのぢやなからうかといふ
懷疑
(
うたがひ
)
が、妙な
恐怖
(
おそれ
)
を伴つて小い胸に一杯になつた。
散文詩
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
其
(
そ
)
の
寂寞
(
せきばく
)
を
破
(
やぶ
)
る、
跫音
(
あしおと
)
が
高
(
たか
)
いので、
夜更
(
よふけ
)
に
里人
(
さとびと
)
の
懷疑
(
うたがひ
)
を
受
(
う
)
けはしないかといふ
懸念
(
けねん
)
から、
誰
(
たれ
)
も
咎
(
とが
)
めはせぬのに、
拔足
(
ぬきあし
)
、
差足
(
さしあし
)
、
音
(
おと
)
は
立
(
た
)
てまいと
思
(
おも
)
ふほど、なほ
下駄
(
げた
)
の
響
(
ひゞき
)
が
胸
(
むね
)
を
打
(
う
)
つて、
耳
(
みゝ
)
を
貫
(
つらぬ
)
く。
星あかり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
懷疑
(
うたがひ
)
の
途
(
みち
)
人走る
草わかば
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
懷疑(うたがひ)の例文をもっと
(3作品)
見る
懷
部首:⼼
19画
疑
常用漢字
小6
部首:⽦
14画
“懷”で始まる語句
懷
懷中
懷手
懷紙
懷姙
懷劍
懷胎
懷妊
懷劒
懷想
“懷疑”のふりがなが多い著者
蒲原有明
石川啄木
泉鏡花