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筐
ふりがな文庫
“筐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はこ
61.5%
かたみ
19.2%
ばこ
7.7%
かご
3.8%
きょう
3.8%
ケエス
3.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はこ
(逆引き)
あたかもこれを
筐中
(
きょうちゅう
)
に秘蔵するが如くせんとするも、天下、人を
蔵
(
おさむ
)
るの
筐
(
はこ
)
なし、一旦の機に逢うてたちまち破裂すべきをいかんせん。
経世の学、また講究すべし
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
筐(はこ)の例文をもっと
(16作品)
見る
かたみ
(逆引き)
小草
(
おぐさ
)
が
数本
(
すほん
)
に、その一本を伝わって
倒
(
さかしま
)
に
這降
(
はいお
)
りる蟻に、去年の
枯草
(
かれぐさ
)
のこれが
筐
(
かたみ
)
とも見える
芥
(
あくた
)
一摘
(
ひとつま
)
みほど——これが其時の眼中の小天地さ。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
筐(かたみ)の例文をもっと
(5作品)
見る
ばこ
(逆引き)
したがって、彼等に残された仕事というのは、十にあまる薬品棚の列と薬
筐
(
ばこ
)
とを調べて、
薬瓶
(
くすりびん
)
の動かされた跡と、内部の減量を見究めるにすぎなかった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
筐(ばこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
かご
(逆引き)
「そんなら母さん
其所
(
そこ
)
にある、衣裳
筐
(
かご
)
をとっておくれ」
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
筐(かご)の例文をもっと
(1作品)
見る
きょう
(逆引き)
支那でも『論衡』に鼠一
筐
(
きょう
)
を
渉
(
わた
)
れば飯
捐
(
す
)
てて食われず、古アングロ・サキソン時代に英国で犬や鼠の食い残しを知って食ったら神頌を百遍
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
筐(きょう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ケエス
(逆引き)
卓子
(
テーブル
)
の上には紫
天鵞絨
(
びろうど
)
の
筐
(
ケエス
)
がおき棄ててあるばかりだ。
黒襟飾組の魔手
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
筐(ケエス)の例文をもっと
(1作品)
見る
“筐(
箱
)”の解説
箱(はこ、函、筥、匣、筐)は、物を入れるための容器の一種。貨物輸送に関する国連勧告「Recomendations on the Transport of Dangerous Goods」では、箱は「金属、木、合板、再生木材、ファイバ板、プラスチックその他の適当な材料で作られた、完全な方形または多角形の面で構成された容器」と定義されている。
(出典:Wikipedia)
筐
漢検1級
部首:⽵
12画
“筐”の関連語
函
箱型
“筐”を含む語句
筐中
筐底
花筐
手筐
小筐
筐柳
遺筐
幾筐
弾丸筐
形見筐
抽筐
目無筐
藥筐
遺物筐
鉄筐
黒筐柳
“筐”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
三上於菟吉
小栗虫太郎
南方熊楠
幸田露伴
福沢諭吉
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
長塚節
森鴎外
山本周五郎