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花筐
ふりがな文庫
“花筐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はながたみ
83.3%
はなかたみ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はながたみ
(逆引き)
◇
花筐
(
はながたみ
)
(シテ)前田利鬯 (シテツレ)山崎友樹、安永要助 (ワキ)西島一平 (大鼓)吉村稱 (小鼓)河原田平助 (笛)中上正栄
梅津只円翁伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
が、古い処と言えば、第九回の文展に出した「花がたみ」は謡曲
花筐
(
はながたみ
)
に取材したもので、時代は継体天皇の
御宇
(
ぎょう
)
と記憶しますから、随分古い方ではある。
画道と女性:――喜久子姫御用の「春秋屏風」その他――
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
花筐(はながたみ)の例文をもっと
(5作品)
見る
はなかたみ
(逆引き)
鋳物
(
いもの
)
の香炉の
悪古
(
わるふる
)
びに
玄
(
くす
)
ませたると、
羽二重
(
はぶたへ
)
細工の
花筐
(
はなかたみ
)
とを床に飾りて、
雨中
(
うちゆう
)
の富士をば
引攪旋
(
ひきかきまは
)
したるやうに落墨して、金泥精描の
騰竜
(
のぼりりゆう
)
は
目貫
(
めぬき
)
を打つたるかとばかり
雲間
(
くもま
)
に
耀
(
かがや
)
ける
横物
(
よこもの
)
の一幅。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
花筐(はなかたみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“花筐”の解説
花筐(はながたみ)は世阿弥作とされる能の一曲。成立は室町時代。
本作中で謡われる「李夫人の曲舞」は観阿弥の作で元々は独立した謡い物だったが本作に取り込まれたとされる。また、従者を連れて演じられる狂女物はこの曲のみという。
(出典:Wikipedia)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
筐
漢検1級
部首:⽵
12画
“花”で始まる語句
花
花瓶
花魁
花弁
花片
花園
花崗岩
花簪
花崗石
花車
“花筐”のふりがなが多い著者
内藤鳴雪
尾崎紅葉
杉山萠円
上村松園
夢野久作
芥川竜之介