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花筐
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はながたみ
ふりがな文庫
“
花筐
(
はながたみ
)” の例文
◇
花筐
(
はながたみ
)
(シテ)前田利鬯 (シテツレ)山崎友樹、安永要助 (ワキ)西島一平 (大鼓)吉村稱 (小鼓)河原田平助 (笛)中上正栄
梅津只円翁伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
が、古い処と言えば、第九回の文展に出した「花がたみ」は謡曲
花筐
(
はながたみ
)
に取材したもので、時代は継体天皇の
御宇
(
ぎょう
)
と記憶しますから、随分古い方ではある。
画道と女性:――喜久子姫御用の「春秋屏風」その他――
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
演奏されたものは、『自然居士』と『
花筐
(
はながたみ
)
』とで、甲は虚子氏がシテ、碧梧桐氏がワキであった。
鳴雪自叙伝
(新字新仮名)
/
内藤鳴雪
(著)
僕の
桟敷
(
さじき
)
へ通つたのは「
花筐
(
はながたみ
)
」か何かの済んだ後、「隅田川」の始まらない前のことである。僕は如何なる芝居を見ても、土間桟敷に満ちた看客よりも面白い芝居に出会つたことはない。
金春会の「隅田川」
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
謡曲「
花筐
(
はながたみ
)
」は、世阿弥の作であると伝えられているが、たしかなことは判っていないのであるとか——
花筐と岩倉村
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
▼ もっと見る
「まあだ『松風』はいかん。『
花筐
(
はながたみ
)
』にしておきなさい」(宇佐元緒氏談)
梅津只円翁伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
“花筐”の解説
花筐(はながたみ)は世阿弥作とされる能の一曲。成立は室町時代。
本作中で謡われる「李夫人の曲舞」は観阿弥の作で元々は独立した謡い物だったが本作に取り込まれたとされる。また、従者を連れて演じられる狂女物はこの曲のみという。
(出典:Wikipedia)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
筐
漢検1級
部首:⽵
12画
“花”で始まる語句
花
花瓶
花魁
花弁
花片
花園
花崗岩
花簪
花崗石
花車