“幾筐”の読み方と例文
読み方割合
いくかご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いまだ悟らぬか。五つのパンを五千人に分ちて、そのあまり幾筐いくかごひろい、また七つのパンを四千人しせんにんに分ちて、そのあまり幾籃いくかごひろいしかを覚えぬか。我が言いしはパンの事にあらぬをなんぞ悟らざる。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)