“嗟嘆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さたん89.8%
といき4.1%
なげかひ2.0%
ああ2.0%
なげき2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
慕う慕うといえども亦た及ばず是れ即ち天賦てんぷの文才にして到底追慕するも亦画餠に属すればなりと予は筆を投じて嗟嘆さたんして止みぬ
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
嗟嘆といき ステファンヌ・マラルメ
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
ああ、さはあかれ、嗟嘆なげかひもみのふたもと。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
身を軍籍にかざれば祖国のために尽すの路なきが如き、利子付きにて戻る国債応募額の多寡たくわによつて愛国心の程度が計らるゝ世の中に候。嗟嘆ああ、頓首。
渋民村より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
く、甘く、しつぶさるる嗟嘆なげきして
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)