烏瓜の花と蛾からすうりのはなとが
今年は庭の烏瓜がずいぶん勢いよく繁殖した。中庭の四ツ目垣の薔薇にからみ、それから更に蔓を延ばして手近なさんごの樹を侵略し、いつの間にかとうとう樹冠の全部を占領した。それでも飽き足らずに今度は垣の反対側の楓樹までも触手をのばしてわたりを付けた …
作品に特徴的な語句
とも 妖精フェアリー あて 楓樹かえでのき ごけ つぼ 旋風つむじかぜ いたずら たび 真紅しんく ひか むつ とんび 真如しんにょ 穀象こくぞう 脆弱ぜいじゃく 老若ろうにゃく 耀かがや うらや 羚羊かもしか 真言しんごん 矢鱈やたら つぶて 紺碧こんぺき はく 螺旋らせん 二八にはち からす 骸骨がいこつ 驟雨しゅうう えさ 重錘おもり 豌豆えんどう 謙遜けんそん 芙蓉ふよう せみ 蜻蛉とんぼ 蜘蛛くも 蚊帳かや 薔薇ばら つる 心越しんえつ 山鴫やましぎ 山鳩やまばと うち おびただ 団扇うちわ こぶし ささや かな 可笑おか 叫喚きょうかん 千切ちぎ 会釈えしゃく 些細ささい 桁数けたすう つばめ 燐光りんこう 烏瓜からすうり 烏合うごう 浅墓あさはか 油揚あぶらげ こわ 樫鳥かしどり 目垣めがき 果敢はか 暮方くれがた 散々さんざん さら 攪乱かくらん にぎ 揚句あげく