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山鴫
ふりがな文庫
“山鴫”の読み方と例文
読み方
割合
やましぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やましぎ
(逆引き)
が、いくら探して見ても、
山鴫
(
やましぎ
)
の
屍骸
(
しがい
)
は見つからなかつた。ドオラも
遮二無二
(
しやにむに
)
駈け廻つては、時々草の中へ
佇
(
たたず
)
んだ儘、不足さうに唸るばかりだつた。
山鴫
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
先ず小鳥類の
中
(
うち
)
で
田鴫
(
たしぎ
)
、
雲雀
(
ひばり
)
、
水鶏
(
くいな
)
、
鵯
(
ひよ
)
、
金雀
(
ひわ
)
、
椋鳥
(
むくどり
)
、
鶫
(
つむぎ
)
、雀なぞは殺してから中を一日置いて三日目を食べ頃としますし、
鶉
(
うずら
)
、
山鴫
(
やましぎ
)
、カケスなぞは四日目を食べ頃とします。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
樫鳥
(
かしどり
)
や
山鳩
(
やまばと
)
や
山鴫
(
やましぎ
)
のような鳥類が目にも止まらぬような急速度で錯雑した樹枝の間を縫うて飛んで行くのに、決して一枚の木の葉にも翼を触れるような事はない、これは鳥の目の調節の速さと
からすうりの花と蛾
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
山鴫(やましぎ)の例文をもっと
(4作品)
見る
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
鴫
漢検準1級
部首:⿃
16画
“山”で始まる語句
山
山家
山路
山羊
山茶花
山間
山中
山谷
山毛欅
山車
“山鴫”のふりがなが多い著者
村井弦斎
寺田寅彦
芥川竜之介