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『山鴫』
ふりがな文庫
『
山鴫
(
やましぎ
)
』
千八百八十年五月何日かの日暮れ方である。二年ぶりにヤスナヤ・ポリヤナを訪れた Ivan Turgenyef は主の Tolstoi 伯爵と一しよに、ヴアロンカ川の向うの雑木林へ、山鴫を打ちに出かけて行つた。 鴫打ちの一行には、この二人の翁の …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「中央公論」1921(大正10)年1月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約27分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
絡
(
かが
)
蹌踉
(
さうらう
)
客間
(
ザラ
)
嗄
(
しはが
)
尋
(
き
)
卓
(
テエブル
)
火酒
(
ウオツカ
)
白楊
(
はくやう
)
抛
(
はふ
)
疎
(
まばら
)
平生
(
ふだん
)
語
(
ごと
)
夕暗
(
ゆふや
)
聳
(
そびや
)
鮮
(
あざやか
)
未
(
いまだ
)
直截
(
ちよくせつ
)
殆
(
ほとんど
)
湯沸
(
サモワル
)
中
(
あた
)
蝋燭
(
らふそく
)
徐
(
おもむろ
)
弄
(
ろう
)
白墨
(
チヨオク
)
主
(
あるじ
)
尻尾
(
しつぽ
)
啣
(
くは
)
鶸
(
ひは
)
宵暗
(
よひやみ
)
遠近
(
をちこち
)
囀
(
さへづ
)
嘲笑
(
あざわら
)
呆気
(
あつけ
)
嘗
(
かつ
)
卓子
(
テエブル
)
白髪
(
しらが
)
窺
(
うかが
)
鯡
(
にしん
)
益
(
ますます
)
翔
(
か
)
鳧
(
けり
)
鴫打
(
しぎう
)
黙然
(
もくねん
)
龕
(
がん
)
簇
(
むらが
)
翁
(
おきな
)
髯深
(
ひげぶか
)
面憎
(
つらにく
)
肚
(
はら
)
苛立
(
いらだ
)
覚束
(
おぼつか
)
靄
(
もや
)
閃
(
ひらめ
)
辿
(
たど
)
透
(
す
)
逞
(
たくま
)
啼
(
な
)
巴里
(
パリ
)
山鴫
(
やましぎ
)
屡
(
しばしば
)
屍骸
(
しがい
)
少時
(
しばらく
)
定
(
き
)
始
(
はじめ
)
嗅
(
か
)
年嵩
(
としかさ
)
和睦
(
わぼく
)
呟
(
つぶや
)
其処
(
そこ
)
何処
(
どこ
)
佇
(
たたず
)
今朝
(
けさ
)
仄暗
(
ほのぐら
)
犀利
(
さいり
)
心算
(
つもり
)
恕
(
ゆる
)
情無
(
なさけな
)
愈
(
いよいよ
)
懶
(
ものう
)
拳
(
こぶし
)
提
(
さ
)
撒
(
ま
)
昨夜
(
ゆうべ
)
更
(
ふ
)
枝垂
(
しだ
)
残曛
(
ざんくん
)
気色
(
けしき
)
火照
(
ほて
)
無骨
(
ぶこつ
)