“宵暗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よいやみ75.0%
よひやみ18.8%
やみ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
都会に宵暗よいやみがせまって、満艦飾をした女がタクシーを盛り場にとめると、貴婦人気どりで歩道を行ったり来たりした。
女百貨店 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
間もなく田代屋を拔け出した一人の女——小風呂敷を胸に抱いて後前を見廻し乍ら水道端の宵暗よひやみを關口の方へ急ぎます。
『近代詩歌』の四月号に彼の詩『鍋焼うどん』といふのがあり宵暗やみの都市に親子の貧しい、うどん売子の熱いアルミニュームの鍋に