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遮二無二
ふりがな文庫
“遮二無二”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゃにむに
91.2%
しやにむに
8.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゃにむに
(逆引き)
諸将僚もこれに
頷
(
うなず
)
いた。全軍の将卒に各二升の
糒
(
ほしいい
)
と一個の
冰片
(
ひょうへん
)
とが
頒
(
わか
)
たれ、
遮二無二
(
しゃにむに
)
、
遮虜鄣
(
しゃりょしょう
)
に向かって走るべき旨がふくめられた。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
お葉は覚悟を
極
(
き
)
めた。
𤢖
(
わろ
)
見たような奴等の
玩弄
(
おもちゃ
)
になる位ならば、
寧
(
いっ
)
そ死んだ方が
優
(
まし
)
である。
彼女
(
かれ
)
は足の向く方へと
遮二無二
(
しゃにむに
)
と進んだ。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
遮二無二(しゃにむに)の例文をもっと
(50作品+)
見る
しやにむに
(逆引き)
ムキに男に抵抗して
遮二無二
(
しやにむに
)
鎖を引きちぎられた時、女は投げ出すやうにかう云つて男を睨んだ。それは古い南蛮渡りのこんたすであつた。
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死
(新字旧仮名)
/
長与善郎
(著)
間違
(
まちが
)
つた
事
(
こと
)
はして
居
(
ゐ
)
ないと
極
(
き
)
めて
居
(
を
)
りましたから、すべての
衝突
(
しようとつ
)
を
旦那
(
だんな
)
さまのお
心
(
こゝろ
)
一
(
ひと
)
つから
起
(
おこ
)
る
事
(
こと
)
として
仕舞
(
しま
)
つて、
遮二無二
(
しやにむに
)
旦那
(
だんな
)
さまを
恨
(
うら
)
みました
この子
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
遮二無二(しやにむに)の例文をもっと
(6作品)
見る
遮
常用漢字
中学
部首:⾡
14画
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
四字熟語
鼓舞激励
黄金時代
黄道吉日
黄絹幼婦
麤枝大葉
鷹揚自若
鶏鳴狗盗
鳩首凝議
魑魅魍魎
鬼哭啾啾
高手小手
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