“無二膏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むにこう66.7%
むにかう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
種々いろいろ仕掛は楽屋にちゃんと用意してあるはずだ。顔へすすを塗る手は古いが、眼尻へ鬢付油びんつけあぶらを塗って、頬の引っつりを無二膏むにこうこしらえるとは新手あらてだったね。
赤い無二膏むにこうをベットリ塗った、掌の半分ほどのきれが付いていたのです。
それはまぎれもなく金銀で飾つた見事な和蘭おらんだ時計で、無二膏むにかうでベツトリと鐘の内側に貼り付けて置いたのは驚くべき企みでした。