“玩弄”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おもちゃ51.4%
がんろう29.7%
おもちや8.1%
ぐわんろう5.4%
かま2.7%
ぐわんらう2.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“玩弄”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.6%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.2%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
こんな山奥へ引摺込ひきずりこまれて、人だか𤢖だか判らぬような怪物共ばけものども玩弄おもちゃにされてたまるものか。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
笑うたびに肩から腰を大ぎょうに波うたせて、色好みの男の玩弄おもちゃにまかせてきたらしい、しなやかな胴である。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
習慣がこうであるのにさすが倫敦ロンドンは世界の勧工場かんこうばだからあまり珍らしそうに外国人を玩弄がんろうしない。
倫敦消息 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
故なくして他人の玩弄がんろうとなる事を極度に恐れた彼女は、遂に絶体絶命の意を決して、この事を直接に白鷹氏の令閨
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
うつくし二十はたちばかりのをんなの、めづらしい彫像てうざうつたのを、わたくし玩弄おもちやにさせうと
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
毎日毎夜れ程男の玩弄おもちやになつて居りながら、此世で仇讐かたきの一つもつて置かなかつたなら、未来で閻魔様えんまさまに叱かられますよ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
人生は神が玩弄ぐわんろうする為に製作したる諧謔かいぎやくにあらずやとは、彼がその頃胸間に往来しける迷想なりき。
トルストイ伯 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
われは世の俗韻俗調の詩人が徒らに天地の美を玩弄ぐわんろうするをにくむこと甚だし。
哀詞序 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
サン したり。そこで、とかく弱蟲よわむし女子をなごばかりが玩弄かまはれまするとけつかる。いや、おれは、野郎やらうをばはふし、女郎めらうをば制裁かまはう。
彼を玩弄ぐわんらうし彼を狂乱せしめ、つひに彼をして精神的に殺したり。
舞姫 (新字旧仮名) / 石橋忍月(著)