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もてあそ
ふりがな文庫
“もてあそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
モテアソ
語句
割合
弄
87.1%
玩
8.7%
翫
3.5%
戯
0.2%
持遊
0.2%
玩弄
0.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弄
(逆引き)
それから頭の上に
胡桃
(
くるみ
)
の実がなつてゐる。さういふものを
弄
(
もてあそ
)
んで時を過ごすに、彼等の銘々は赤い顔をして帰つて来て車房に入つた。
ヴエスヴイオ山
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
もてあそ(弄)の例文をもっと
(50作品+)
見る
玩
(逆引き)
それ以前の子供の遊びは、この花の長く垂れたしべを髪に結び、またはその形のままを髪の垂れた人に見立てて
玩
(
もてあそ
)
ぶことであった。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
もてあそ(玩)の例文をもっと
(35作品)
見る
翫
(逆引き)
書画や骨董を
翫
(
もてあそ
)
ぶのは何よりの
楽
(
たのし
)
みだという人もあろうが主人一人の
慰
(
なぐさ
)
みで妻君や家族は一向書画の趣味を解せん。してみると主人一人の
翫具
(
おもちゃ
)
だ。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
もてあそ(翫)の例文をもっと
(14作品)
見る
▼ すべて表示
戯
(逆引き)
少女はもう何事も諦め、気を
更
(
か
)
へて、運命の浪の水沫を
戯
(
もてあそ
)
ぶ無邪気な
妖女神
(
ニンフ
)
のやうな顔つきになつてゐる。
小町の芍薬
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
もてあそ(戯)の例文をもっと
(1作品)
見る
持遊
(逆引き)
鼻汁
(
はな
)
かんだら鼻が黒もうばかりの古臭い書画や、二本指で
捻
(
ひね
)
り
潰
(
つぶ
)
せるような
持遊
(
もてあそ
)
び物を宝物呼ばわりをして、立派な侍の知行何年振りの価をつけ居る、苦々しい
阿房
(
あほう
)
の沙汰じゃ。
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
もてあそ(持遊)の例文をもっと
(1作品)
見る
玩弄
(逆引き)
さるにても
暢気
(
のんき
)
の
沙汰
(
さた
)
かな。我に
諂
(
へつら
)
い我に
媚
(
こ
)
ぶる
夥多
(
あまた
)
の男女を客として、
貴
(
とうと
)
き身を
戯
(
たわむれ
)
に
謙
(
へりくだ
)
り、商業を
玩弄
(
もてあそ
)
びて、
気随
(
きまま
)
に一日を遊び暮らす。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
もてあそ(玩弄)の例文をもっと
(1作品)
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