“燐光”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りんこう97.6%
りんくゎう2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うつくしい燐光りんこうを出す、いちめんのかわらははこぐさの上に立って、まじめな顔をして両手をひろげて、じっとそらを見ていたのです。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
あたかも燐光りんこうに照らされ、横笛を吹いてる鬼火から森の中に投げ出されたかのような、踊りはねる鋭い次の反唱句も聞かれたのである。
その小さな小さなかけらが互にひどくぶっつかり合ひ、この燐光りんくゎうをつくるのだ。
柳沢 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)