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よしのがみ
ふりがな文庫
“よしのがみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
吉野紙
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吉野紙
(逆引き)
玲瓏
(
れいろう
)
つて
云
(
い
)
ふんですか、
自分
(
じぶん
)
の
手
(
て
)
も、
腕
(
うで
)
も、
胸
(
むね
)
なんぞは
乳
(
ちゝ
)
のなり、
薄掻卷
(
うすかいまき
)
へすつきりと
透
(
す
)
いて、
映
(
うつ
)
つて、
眞綿
(
まわた
)
は
吉野紙
(
よしのがみ
)
のやうに
血
(
ち
)
を
壓
(
おさ
)
へて、
骨
(
ほね
)
を
包
(
つゝ
)
むやうなんです。
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
からすうりの花は「花の
骸骨
(
がいこつ
)
」とでもいった感じのするものである。遠くから見ると
吉野紙
(
よしのがみ
)
のようでもありまた
一抹
(
いちまつ
)
の煙のようでもある。
からすうりの花と蛾
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
さる子細あればこそ此處の流れに落こんで嘘のありたけ串戲に其日を送つて、情は
吉野紙
(
よしのがみ
)
の薄物に、螢の光ぴつかりとする斗、人の涕は百年も我まんして
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
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(9作品)
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