“さいげん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
際限80.0%
再現15.0%
際涯5.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だまつてては際限さいげんもなくつのつてれはれはくせつて仕舞しまひます
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
トランクの後を追って書きつけていると際限さいげんがないので、しばらくトランクから離れた話をしようと思う。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
彼はあめなかに、百合ゆりなかに、再現さいげんむかしのなかに、純一無雑に平和な生命を見出した。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
果して男は、しまひに、女に畫のマグダーレンの儘の扮裝をさせて、それをカンバスの前に立たせて、自分の戀ひるマグダーレンを、この女を通して自分の手で再現さいげんしようとする。
赤い鳥 (旧字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
其様そんなことを言つて見た日にやあ際涯さいげんが無い。何ぞと言ふと風間さんは直に家の事情、家の事情だ。誰だつて家の事情のないものはありやしません。まあ、恩給のことなぞは絶念あきらめて、折角せつかく御静養なさるがいゝでせう。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)