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しつら
ふりがな文庫
“
設備
(
しつら
)” の例文
半分は繊細に優しく
女王
(
にょおう
)
たちの
住居
(
すまい
)
らしく
設備
(
しつら
)
われてあったのを、
網代屏風
(
あじろびょうぶ
)
というような荒々しい装飾品は皆薫の計らいで御堂の坊のほうへ運ばせてしまい
源氏物語:52 東屋
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
明王像も、女人のお出での場処にはすさまじいと云ふ者があつて、どこかへ搬んで行かれた。其よりも、郎女の為には帳台が、
設備
(
しつら
)
はれてゐた安らかさ。夜も、今宵は暖かであつた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
明王像も、女人のお出での場処には、すさまじいと言う者があって、どこかへ
搬
(
はこ
)
んで行かれた。其よりも、郎女の為には、帳台の
設備
(
しつら
)
われている安らかさ。今宵は、夜も、暖かであった。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
左大臣家では東の御殿をみがくようにもして
設備
(
しつら
)
い婿君を迎えるのに遺憾なくととのえて
兵部卿
(
ひょうぶきょう
)
の宮をお待ちしているのであったが、
十六夜
(
いざよい
)
の月がだいぶ高くなるまでおいでにならぬため
源氏物語:51 宿り木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
“設備”の意味
《名詞》
必要な建物や機器、装置などを備え付けること。備え付けたもの。
(古)準備。
(出典:Wiktionary)
“設備”の解説
設備(せつび)とは、建築物や車両・船舶などに備え付けられた機器の事、ないしその機器を設置(置いて取り付ける)するものをさす。
(出典:Wikipedia)
設
常用漢字
小5
部首:⾔
11画
備
常用漢字
小5
部首:⼈
12画
“設”で始まる語句
設
設計
設楽
設立
設計図
設色
設定
設置
設計予算
設得