“うけをさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
受納100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きくうへは假令夫婦になられずとも本望なりさらば此品暫時しばらく借用申すと受納うけをさめ立歸らんとするにお菊はなみだうかめ此程より申せし通り父御ちゝごは御身を入ずほかより金を持參のむこ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
彼是と云れてはかへつて痛み入なり平に受納うけをさめらるべしと種々さま/″\に云ければ忠八今はがたく二包の金子を押戴おしいたゞさらば是にてお別れ申さんと云を佐太夫も止めかね呉々くれ/″\首尾能しゆびよく本望ほんまう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
得心とくしんせずすこしなれども御請納下おうけいれくだされねば申がたしとたつ差出さしいだす故然ば仰に隨はんと受納うけをさめ扨御用のすぢはとたづねしに彦三郎かいにて内々ない/\御聞おきゝたくひとの耳へ入れては宜からずと申に付子供といひあやしながら助十を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)