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御聞
読み方 | 割合 |
おきき | 30.0% |
おきゝ | 20.0% |
おき | 10.0% |
おきかせ | 10.0% |
おんき | 10.0% |
おんきゝ | 10.0% |
ごぶん | 10.0% |
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その割に合わぬ声を不作法に他人様の
御聞に入れて何らの理由もないのに罪もない
鼓膜に迷惑を
懸けるのはよくせきの事でなければならぬ。
何うぞ
御聞遊してと
屹となつて
疊に
手を
突く
時、はじめて一トしづく
幾層の
憂きを
洩しそめぬ。
兎もあれ
彼の
子も
兩親の
手で
育てられまするに、つまらぬ
事を
思ひ
寄まして、
貴君にまで
嫌やな
事を
御聞かせ
申ました
又当方より
罷出可
レ申や。御返事此者へ為
二御聞一被
レ下度如
レ此御座候。以上。
「そは
承けがたき事」と
打かたぶき打かたぶきするほどに、又も
一声二声うちしきれば、「あれが声を
郭公とや。いかにしてさはおぼしつるぞ、いとよき
御聞きざま」
大膳に
向ひ
只今御聞の通り伊豆守方より斯樣に申參り候へば
迚も今日の
儀には參り申さず
恐れながら明日又々
入せられ候樣願ひ奉ると申に大膳も
此趣きを
扨本月一日大洪水、堅固なる千住橋
並吾妻橋押流し、外諸州の水災
抔惨状、こは追々新聞等にて
御聞に
触候はん。
略之。