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御聞
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おきき
ふりがな文庫
“
御聞
(
おきき
)” の例文
その割に合わぬ声を不作法に他人様の
御聞
(
おきき
)
に入れて何らの理由もないのに罪もない
鼓膜
(
こまく
)
に迷惑を
懸
(
か
)
けるのはよくせきの事でなければならぬ。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
山家
(
やまが
)
の
御馳走
(
ごちそう
)
は
何処
(
いずく
)
も豆腐
湯波
(
ゆば
)
干鮭
(
からざけ
)
計
(
ばか
)
りなるが
今宵
(
こよい
)
はあなたが
態々
(
わざわざ
)
茶の間に
御出掛
(
おでかけ
)
にて開化の若い方には珍らしく
此
(
この
)
兀爺
(
はげじい
)
の話を
冒頭
(
あたま
)
から
潰
(
つぶ
)
さずに
御聞
(
おきき
)
なさるが快ければ
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
人我
(
にんが
)
の
差別
(
しゃべつ
)
も分り憎くなると
孫共
(
まごども
)
に毎度笑われまするが
御聞
(
おきき
)
づらくも癖ならば癖ぞと
御免
(
おゆるし
)
なされ。
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「何か
御聞
(
おきき
)
になった事はなくって」
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
“御聞”で始まる語句
御聞済
御聞屆
御聞込
御聞成
御聞濟
御聞糺
御聞違
御聞取下
御聞可被下