“御用聞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごようきき45.5%
ごようき36.4%
ごようきゝ18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勝手門と台所との間には、御用聞ごようききやこの家の使用人達のものであろう、靴跡やフェルト草履ぞうりの跡が重なるようにしてついている。
石塀幽霊 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
手紙てがみをおいまに三かわやの御用聞ごようききがるだろうから子僧こぞう使つかひやさんをせるがい、なんひと孃樣ぢようさまではあるまいし御遠慮計ごゑんりよばかりまをしてなるものかな
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
四辺あたりを見𢌞している所へ、依田豊前守よだぶぜんのかみの組下にて石子伴作いしこばんさく金谷藤太郎かなやとうたろうという両人の御用聞ごようきゝが駆けて来て、孝助に向い慇懃いんぎん