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御用聞
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ごようき
ふりがな文庫
“
御用聞
(
ごようき
)” の例文
手紙
(
てがみ
)
をお
書
(
か
)
き
今
(
いま
)
に三
河
(
かわ
)
やの
御用聞
(
ごようき
)
きが
來
(
く
)
るだろうから
彼
(
あ
)
の
子僧
(
こぞう
)
に
使
(
つか
)
ひやさんを
爲
(
さ
)
せるが
宜
(
い
)
い、
何
(
なん
)
の
人
(
ひと
)
お
孃樣
(
ぢようさま
)
ではあるまいし
御遠慮計
(
ごゑんりよばかり
)
申
(
まをし
)
てなる
物
(
もの
)
かな
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
出入りの八百屋の
御用聞
(
ごようき
)
き
春公
(
はるこう
)
と、
家
(
うち
)
の
仲働
(
なかばたらき
)
お
玉
(
たま
)
と云うのが
何時
(
いつ
)
か知ら
密通
(
みっつう
)
して居て、
或夜
(
あるよ
)
、衣類を
脊負
(
せお
)
い、男女手を取って、裏門の
板塀
(
いたべい
)
を越して
馳落
(
かけお
)
ちしようとした処を
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
朝のうちに、店の仕事がかたづくと、要吉は、
自転車
(
じてんしゃ
)
にのって、方々の家へ
御用聞
(
ごようき
)
きにでかけなければなりません。それはたいてい、大きな門がまえのおやしきばかりでした。
水菓子屋の要吉
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
家から十丁程はなれた
塚戸
(
つかど
)
の米屋が新村入を聞きつけて、半紙一帖持って
御用聞
(
ごようき
)
きに来た時、彼はやっと逃げ出した東京が早や先き廻りして居たかとばかりウンザリして
甚
(
はなはだ
)
不興気
(
ふきょうげ
)
な顔をした。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
“御用”で始まる語句
御用
御用達
御用人
御用窯
御用捨
御用提灯
御用向
御用状
御用心
御用掛