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馳落
ふりがな文庫
“馳落”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かけおち
80.0%
かけお
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけおち
(逆引き)
最初は女学生との関係であつた。次は年上の婚期のおくれた女と
馳落
(
かけおち
)
した。その次は芸者だつた。どれもこれも殆ど生き死にをするやうな騒ぎであつた。
医師高間房一氏
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
どちらがどうそそのかしたか、そのことはわからないが、いずれにしても、相当の合意をもって計画的に
馳落
(
かけおち
)
を遂げてしまったということは、疑う余地がありません。
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
馳落(かけおち)の例文をもっと
(4作品)
見る
かけお
(逆引き)
出入りの八百屋の
御用聞
(
ごようき
)
き
春公
(
はるこう
)
と、
家
(
うち
)
の
仲働
(
なかばたらき
)
お
玉
(
たま
)
と云うのが
何時
(
いつ
)
か知ら
密通
(
みっつう
)
して居て、
或夜
(
あるよ
)
、衣類を
脊負
(
せお
)
い、男女手を取って、裏門の
板塀
(
いたべい
)
を越して
馳落
(
かけお
)
ちしようとした処を
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
馳落(かけお)の例文をもっと
(1作品)
見る
馳
漢検準1級
部首:⾺
13画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“馳”で始まる語句
馳
馳走
馳駆
馳出
馳付
馳寄
馳上
馳違
馳來
馳行
“馳落”のふりがなが多い著者
田畑修一郎
中里介山
夏目漱石
永井荷風