“ごぶん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
誤聞57.1%
御分14.3%
五分14.3%
御聞14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近年、著書(ちょしょ)の坊間(ぼうかん)に現わるるもの甚(はなは)だ多し。その書の多き、随(したがっ)て誤聞(ごぶん)謬伝(びゅうでん)もまた少なからず。
一代ならず宮方のおんために討死をして名を後代に揚げようとはなさらず、御分(ごぶん)の代(だい)になって未練のふるまいをなさると云うのは、くちおしいではありませんか
三人法師 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
心の中(うち)を尋ねるのです、私も暫くは包み隠していましたが、あまり親切にしてくれますので有りのまゝを打ち明けましたら、佐々木は聞いて、さては御分(ごぶん)は恋をしておられるのだな
三人法師 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
此(この)飜譯(ほんやく)は、仕事(しごと)の餘暇(よか)、水兵等(すいへいら)に教授(けふじゆ)の爲(ため)にと、大佐(たいさ)が餘程(よほど)以前(いぜん)から着手(ちやくしゆ)して居(を)つたので、殘(のこ)り五分(ごぶん)の一(いち)程(ほど)になつて居(を)つたのを、徒然(つれ/″\)なるまゝ、私(わたくし)が無理(むり)に引受(ひきう)けたので、其(その)飜譯(ほんやく)の全(まつた)く終(をは)つた頃(ころ)
扨(さて)本月一日大洪水、堅固なる千住橋並(ならびに)吾妻橋押流し、外諸州の水災抔(など)惨状、こは追々新聞等にて御聞(ごぶん)に触(ふれ)候はん。略之(これをりゃくす)。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)