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御分
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ごぶん
ふりがな文庫
“
御分
(
ごぶん
)” の例文
一代ならず宮方のおんために討死をして名を後代に揚げようとはなさらず、
御分
(
ごぶん
)
の
代
(
だい
)
になって未練のふるまいをなさると云うのは、くちおしいではありませんか
三人法師
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
心の
中
(
うち
)
を尋ねるのです、私も暫くは包み隠していましたが、あまり親切にしてくれますので有りのまゝを打ち明けましたら、佐々木は聞いて、さては
御分
(
ごぶん
)
は恋をしておられるのだな
三人法師
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
御分
(
ごぶん
)
に話したらどうせ気に入るまいと思って隠していたと申されますので、さあ、そこのことです、私に気に入らないことがお分りになるなら、諸人の嘲りと云うことにも気がおつきになるでしょう
三人法師
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“御分”で始まる語句
御分霊
御分別
御分量