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叶屋
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かなふや
ふりがな文庫
“
叶屋
(
かなふや
)” の例文
それから木戸番の傳六は、日頃お銀を追ひ廻して居たやうだが、
輕業
(
かるわざ
)
がはねる前に身體が明いて、横町の
叶屋
(
かなふや
)
で
樽天神
(
たるてんじん
)
を極め込んでゐる。
銭形平次捕物控:151 お銀お玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
發足せしが此六郎兵衞は
相州
(
さうしう
)
浦賀
(
うらが
)
に有徳の親類有ばとて案内し伊賀亮又兵衞と三人にて浦賀へ
立越
(
たちこえ
)
六郎兵衞の
勸
(
すゝめ
)
に因て江戸屋七左衞門
叶屋
(
かなふや
)
八右衞門
美作
(
みまさか
)
屋權七といふ三人の者より金子八百兩を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
淀橋
(
よどばし
)
へ來ると
晩
(
おそ
)
くなつてしまひ、掛を集めて大金を持つてゐるので、夜道は物騷だから、淀橋の
叶屋
(
かなふや
)
で泊つて、
柄
(
がら
)
にもなく一杯呑んでぐつすり寢込んでしまつて
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
淀橋の
叶屋
(
かなふや
)
にやつた湯島の吉が、
巾着頭
(
きんちやくあたま
)
を振り立てて歸つたのは二日目の晝過ぎ。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
一方は錢形平次、淀橋の
叶屋
(
かなふや
)
に着いたのは、その日の夕方でした。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
「横町の
叶屋
(
かなふや
)
です。お訊きになればわかります。へえ」
銭形平次捕物控:151 お銀お玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
叶
漢検準1級
部首:⼝
5画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“叶”で始まる語句
叶
叶坊
叶家
叶橋
叶津