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利剣
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りけん
ふりがな文庫
“
利剣
(
りけん
)” の例文
旧字:
利劍
不動明王の木像が、その右手に持った
降魔
(
ごうま
)
の
利剣
(
りけん
)
で、金貸
叶屋
(
かのうや
)
重三郎を突き殺したという、江戸開府以来の大騒ぎがありました。
銭形平次捕物控:130 仏敵
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
たれか知ろう、この
舞手
(
まいて
)
がたったいま、
一殺
(
いっさつ
)
の
利剣
(
りけん
)
をもって、
幾生
(
いくしょう
)
のいのちを救って出て来たものとは。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
頭の上へ
晃
(
きら
)
めくはがねがあっても、
電光
(
いなづま
)
の如く斬込んで来た時は何うして
之
(
これ
)
を受けるという事は知っているだろう、
仏説
(
ぶっせつ
)
にも
利剣
(
りけん
)
頭面
(
ずめん
)
に
触
(
ふ
)
るゝ時
如何
(
いかん
)
という事があって其の時が大切の事じゃ
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“利剣”の意味
《名詞》
鋭利でよく斬れる刀剣。
煩悩を切り捨てる仏の智慧を例えたもの。
(出典:Wiktionary)
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
剣
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
“利”で始まる語句
利
利益
利目
利腕
利口
利鎌
利根
利巧
利用
利根川