トップ
>
蓊鬱
ふりがな文庫
“蓊鬱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おううつ
70.8%
こんもり
20.8%
おうゝつ
4.2%
をううつ
4.2%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おううつ
(逆引き)
月桂樹の老木が円天井を衝かんばかりに
蓊鬱
(
おううつ
)
とした葉を繁らせて、その翠緑の色を傍の青苔の蒸した浴池が水に浸しているのであった。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
蓊鬱(おううつ)の例文をもっと
(17作品)
見る
こんもり
(逆引き)
眼も
絢
(
あや
)
な芝生の向うには、
滴
(
したた
)
らんばかりの緑の林が
蓊鬱
(
こんもり
)
と縁どって、まるで西洋の絵でも
眺
(
なが
)
めているような景色でした。
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
蓊鬱(こんもり)の例文をもっと
(5作品)
見る
おうゝつ
(逆引き)
上流より
弦形
(
げんけい
)
を爲して流れ來りたるが、その弦の中央に當りたらんとも覺しきあたり、最も深潭の趣に富み、溪樹の
蓊鬱
(
おうゝつ
)
として其上に生ひ茂れる、また捨つべきものとしも覺えず。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
蓊鬱(おうゝつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
をううつ
(逆引き)
ただ歳古る木々の梢を交へて
蓊鬱
(
をううつ
)
たるが、深藍いろの空を噛みて悠遠なる歴史を語らんとする——あに豊公以後三百年とのみ言はむや、連想ははやく吾人を駆つて南北朝に遡り、源平の代に遡りては
松浦あがた
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
蓊鬱(をううつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
蓊
部首:⾋
13画
鬱
常用漢字
中学
部首:⾿
29画
“蓊”で始まる語句
蓊欝
蓊乎
蓊
蓊匌
蓊然
検索の候補
鬱蓊
“蓊鬱”のふりがなが多い著者
中村清太郎
関寛
火野葦平
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
橘外男
伊東忠太
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
近松秋江
南方熊楠
木暮理太郎