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こんもり
ふりがな文庫
“こんもり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蓊欝
24.1%
鬱蒼
24.1%
蓊鬱
17.2%
欝蒼
13.8%
蓊乎
6.9%
鬱然
6.9%
蓊然
3.4%
鬱茂
3.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蓊欝
(逆引き)
其青田を貫いて、
此
(
この
)
家
(
や
)
の横から入つた寺道が、二町許りを
真直
(
ましぐら
)
に、宝徳寺の門に隠れる。寺を囲んで
蓊欝
(
こんもり
)
とした杉の木立の上には、姫神山が
金字塔
(
ピラミツト
)
の様に見える。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
こんもり(蓊欝)の例文をもっと
(7作品)
見る
鬱蒼
(逆引き)
殿下に手を執られて、
甃
(
いしだたみ
)
を踏んでしっとりと露を帯びた、芝生へ降り立った。
橅
(
ぶな
)
の大木が
鬱蒼
(
こんもり
)
と枝葉を繁らせて、葉陰に二、三脚のベンチが置かれてある。
グリュックスブルグ王室異聞
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
こんもり(鬱蒼)の例文をもっと
(7作品)
見る
蓊鬱
(逆引き)
眼に見えるようなは
其而已
(
そればかり
)
でなく、其時ふッと気が付くと、森の殆ど
出端
(
ではずれ
)
の
蓊鬱
(
こんもり
)
と
生茂
(
はえしげ
)
った
山査子
(
さんざし
)
の中に、
居
(
お
)
るわい、敵が。大きな
食肥
(
くらいふとッ
)
た奴であった。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
こんもり(蓊鬱)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
欝蒼
(逆引き)
すると
愛
(
あい
)
ちやんは
何
(
なん
)
と
思
(
おも
)
つたか一
生懸命
(
しやうけんめい
)
に
逃
(
に
)
げ
出
(
だ
)
して
忽
(
たちま
)
ち
欝蒼
(
こんもり
)
した
森
(
もり
)
の
中
(
なか
)
へ
無事
(
ぶじ
)
に
駈
(
か
)
け
込
(
こ
)
みました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
こんもり(欝蒼)の例文をもっと
(4作品)
見る
蓊乎
(逆引き)
既
(
も
)
う札幌に着くのかと思つて、時計を見ると一時を五分過ぎてゐた。窓から顔を出すと、行手に
方
(
あた
)
つて
蓊乎
(
こんもり
)
とした木立が見え、大きい白ペンキ塗の建物も見えた。
札幌
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
こんもり(蓊乎)の例文をもっと
(2作品)
見る
鬱然
(逆引き)
若葉の
鬱然
(
こんもり
)
とした
社
(
やしろ
)
の森には赤、白の小旗が幾つともなく風に
翻
(
ひるがえ
)
って、海と色が通う空には大旗が風に鳴って、町の家々の軒には角燈籠が懸られ、太鼓の音と笛の音が聞えた。
蝋人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
こんもり(鬱然)の例文をもっと
(2作品)
見る
蓊然
(逆引き)
この垣の外は五六間の
空地
(
あきち
)
であって、その尽くるところに
檜
(
ひのき
)
が
蓊然
(
こんもり
)
と五六本
併
(
なら
)
んでいる。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
こんもり(蓊然)の例文をもっと
(1作品)
見る
鬱茂
(逆引き)
行くうちに、岩屋道の道しるべを見て、急角度の石段を下りかけると、道中の
鬱茂
(
こんもり
)
した常磐木の緑に暗くなつてゐる眼先に、忽ち、美しい海景が展けた。
滑川畔にて
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
こんもり(鬱茂)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
うっそう
うつさう
おううつ
おうゝつ
をううつ
うつぜん
うつも
うつそう