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うっそう
ふりがな文庫
“うっそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鬱蒼
85.7%
欝蒼
8.4%
欝葱
3.4%
鬱葱
2.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鬱蒼
(逆引き)
私は首を上げて空を仰いだ。が、
鬱蒼
(
うっそう
)
とした松の枝に
遮
(
さえぎ
)
られて空は少しも見えない。頭の上では例の松風の音が
颯々
(
さっさつ
)
と聞えている。
母を恋うる記
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
うっそう(鬱蒼)の例文をもっと
(50作品+)
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欝蒼
(逆引き)
左には谷川、右は見上げるばかりの
欝蒼
(
うっそう
)
たる大森林、その山道を幾曲りした奥に、暗い森に囲まれた空別荘が淋しく物凄く荒れ果てて建っている。
白髪鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
うっそう(欝蒼)の例文をもっと
(10作品)
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欝葱
(逆引き)
雨中田植を見る 六月十六日午前五時に非常に雨の降る中を
冒
(
おか
)
して
出立
(
しゅったつ
)
して、
欝葱
(
うっそう
)
たる林の坂道を下ること十三哩にしてリンタムに着きましてそこに宿ったです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
うっそう(欝葱)の例文をもっと
(4作品)
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鬱葱
(逆引き)
隣りに越知(今は越知町)という村があってそこに有名な横倉山というのがあり、森林の
鬱葱
(
うっそう
)
たる山で従って珍しい植物が多いので度々登って採集した。これは私には大変に思い出の深い山です。
牧野富太郎自叙伝:02 第二部 混混録
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
うっそう(鬱葱)の例文をもっと
(3作品)
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