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欝葱
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うっそう
ふりがな文庫
“
欝葱
(
うっそう
)” の例文
歩
(
ある
)
いた
道程
(
みちのり
)
は一
里
(
り
)
あまりでございましょうか、やがて一つの
奥深
(
おくふか
)
い
入江
(
いりえ
)
を
𢌞
(
まわ
)
り、二つ三つ
松原
(
まつばら
)
をくぐりますと、そこは
欝葱
(
うっそう
)
たる
森蔭
(
もりかげ
)
の
小
(
こ
)
じんまりとせる
別天地
(
べってんち
)
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
雨中田植を見る 六月十六日午前五時に非常に雨の降る中を
冒
(
おか
)
して
出立
(
しゅったつ
)
して、
欝葱
(
うっそう
)
たる林の坂道を下ること十三哩にしてリンタムに着きましてそこに宿ったです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
日本アルプスに
欝葱
(
うっそう
)
たる森林の多いのを、その最も愛すべき特徴としていた、同氏が穂高岳に登ったとき、あの森林の梢と梢との間に、ハムモックを吊って、満身に月光を浴び
上高地風景保護論
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
山上樹木
欝葱
(
うっそう
)
たる上に銀河の白くかかりたる処、途上に人と
咄
(
はな
)
しながらふと仰向けば銀河の我首筋に落ちかかる処、天の川を大きく見ず、かへつて二、三尺ほどの
溝川
(
みぞがわ
)
の如く見立てたる処
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
欝
部首:⽊
25画
葱
漢検準1級
部首:⾋
12画
“欝”で始まる語句
欝
欝陶
欝蒼
欝々
欝金
欝憤
欝勃
欝積
欝然
欝屈