“入江”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いりえ95.5%
クリイク4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、しろ公を、れいの「さっぱ船」にのせ、自分が船をこいで、とうとうおっかさんのおさとまで、入江いりえわたってしまったのです。
あたまでっかち (新字新仮名) / 下村千秋(著)
三鷹村みたかむらの方から千歳村をて世田ヶ谷の方に流るゝ大田圃の一の小さなえだが、入江いりえの如く彼が家の下を東から西へ入り込んで居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
それは、現場のブレント入江クリイクの草原で残雪にまみれて発見された「男持ちの血染めの手巾ハンカチ、白地に青い線で縁取った大判の、木綿の安物」
双面獣 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
このブレント入江クリイクにもフリント市にも殆んど接続しているマウント・モウリス町の、既述の二事件と同じにこれも共同墓地で
双面獣 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)