“ポプラ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ぽぷら
語句 | 割合 |
---|---|
白楊 | 84.6% |
白楊樹 | 15.4% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝倉先生は、渡り廊下を通らないで、白楊の並木を仰ぎながら、ぶらりぶらり外をあるいていた。次郎が追いつくと、ちょっと時計を見て
(間)ここへ来た時は、まだ白楊の葉が、こんなに黄色くなつてませんでした。兎に角、もう、病人とは見えないでせう。
そこで彼の若い心のさまざまの夢想は形成された。——霧に包まれた白楊樹やこんもりした茂みや柳の樹のある牧場は憧れ心地をもって河の水を泳いでいるように見える。