“藪地”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ジャングル50.0%
やぶち33.3%
ブッシュ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
突然行手の藪地ジャングルの中から支那語の叫び声が聞こえて来た。袁更生の一味の者が先廻りをしていたに相違ない。背後からは土人が追っかけて来る。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
渋沢の藪地やぶちでバッタリと、袴様にあったと思ったら、あの騒動で見失ってしまい、仰天して後を追っかけると、藪を出たところに無数の足跡、爪先ばかりで歩いているので
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「その沢から、あの藪地ブッシュを越えて、ほぼ十マイルもいったところが、ドドの発見地なんだ。おいドド久しぶりで故郷くにへかえろうぜ」
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)