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藪睨
ふりがな文庫
“藪睨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やぶにら
69.2%
やぶにらみ
30.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やぶにら
(逆引き)
まるぽちゃの、色こそ青いけれども、片眼がちょいと
藪睨
(
やぶにら
)
みで、おちょぼ口で、体じゅうにいろけが溢れている感じだ。
ゆうれい貸屋
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
伸子は、それに答えずむっつりし、
藪睨
(
やぶにら
)
みのような眼つきで佃の服装をじろじろ見た。彼女は、とってつけもなく
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
藪睨(やぶにら)の例文をもっと
(9作品)
見る
やぶにらみ
(逆引き)
それなのにものの一間もがたがたと床を踏んだかと思うと
踵
(
きびす
)
をかえして大胆に私を
藪睨
(
やぶにらみ
)
して、英国人らしく鼻に
疣
(
いぼ
)
をつくって
孟買挿話
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
そこを
藪睨
(
やぶにらみ
)
に睨んで、ブラントを諷刺だとさえ云ったものがある。実はイブセンは大真面目である。大真面目で向上の一路を示している。
悉皆
(
しっかい
)
か絶無か。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
藪睨(やぶにらみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
藪
漢検準1級
部首:⾋
18画
睨
漢検1級
部首:⽬
13画
“藪”で始まる語句
藪
藪蚊
藪入
藪鶯
藪蛇
藪畳
藪蔭
藪原
藪地
藪柑子
“藪睨”のふりがなが多い著者
下村湖人
徳冨蘆花
吉行エイスケ
内田魯庵
夏目漱石
林芙美子
森鴎外
堀辰雄
山本周五郎
野村胡堂