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藪蔭
ふりがな文庫
“藪蔭”の読み方と例文
読み方
割合
やぶかげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やぶかげ
(逆引き)
湯の谷もここは山の方へ
尽
(
はずれ
)
の家で、奥庭が深いから、
傍
(
はた
)
の騒しいのにもかかわらず、
森
(
しん
)
とした
藪蔭
(
やぶかげ
)
に、細い、青い光物が見えたので。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
甲斐は
藪蔭
(
やぶかげ
)
を選んで、斜面のほうを頭にし、寝袋の中にすっぽりと躯を入れ、食糧の包みを枕にして、じっと眼をつむっていた。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「
姉
(
ねえ
)
さん待ちな」と
突然
(
いきなり
)
武士
(
さむらい
)
が
後
(
うしろ
)
から
襟上
(
えりがみ
)
を
掴
(
つか
)
むから「あれー」と云う
中
(
うち
)
に足首を取って無理に
藪蔭
(
やぶかげ
)
へ
担
(
かつ
)
ぎ込み「ひッひッ」というを
引
(
ひっ
)
□し
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
藪蔭(やぶかげ)の例文をもっと
(17作品)
見る
藪
漢検準1級
部首:⾋
18画
蔭
漢検準1級
部首:⾋
14画
“藪”で始まる語句
藪
藪蚊
藪入
藪鶯
藪蛇
藪畳
藪原
藪睨
藪地
藪柑子
“藪蔭”のふりがなが多い著者
巌谷小波
相馬泰三
徳冨蘆花
中里介山
作者不詳
正宗白鳥
三遊亭円朝
吉川英治
新美南吉
山本周五郎