“藪畳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やぶだたみ88.2%
やぶだた5.9%
やぶだゝみ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その両側の道具置場には、幾筋かの細い通路を残して、書き割、さまざまの張り物、藪畳やぶだたみなどが、ゴチャゴチャと詰め込んである。
人間豹 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
殺生せっしょうするにゃ当らねえでがすから、藪畳やぶだたみへもぐらして退けました。
春昼後刻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
此方こちら弥々いよ/\変だと思いますから早足にして、あれから堤方つゝみかたを離れて道塚みちづかへ出て、徳持村とくもちむら霊巌寺れいがんじを横に見て西塚村にしづかむらへ出る畑中の小高い処、此方こなた藪畳やぶだゝみの屏風の様になって居る草原の処を通り掛ると