トップ
>
やぶかげ
ふりがな文庫
“やぶかげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
藪蔭
63.0%
藪陰
25.9%
籔蔭
3.7%
籔陰
3.7%
藪影
3.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藪蔭
(逆引き)
甲斐は
藪蔭
(
やぶかげ
)
を選んで、斜面のほうを頭にし、寝袋の中にすっぽりと躯を入れ、食糧の包みを枕にして、じっと眼をつむっていた。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
やぶかげ(藪蔭)の例文をもっと
(17作品)
見る
藪陰
(逆引き)
さてその
翌朝
(
あけのあさ
)
、聴水は
身支度
(
みじたく
)
なし、里の
方
(
かた
)
へ出で来つ。
此処
(
ここ
)
の畠
彼処
(
かしこ
)
の
廚
(
くりや
)
と、日暮るるまで
求食
(
あさ
)
りしかど、はかばかしき獲物もなければ、尋ねあぐみて
只
(
と
)
ある
藪陰
(
やぶかげ
)
に
憩
(
いこ
)
ひけるに。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
やぶかげ(藪陰)の例文をもっと
(7作品)
見る
籔蔭
(逆引き)
これは渋川の
杢
(
もく
)
八と云う奴で、元より峰松と馴合って居りますから
脱
(
はず
)
したので、車を林の
陰
(
かげ
)
に置き、先へ廻って忍んで居りましたがゴソ/″\と
籔蔭
(
やぶかげ
)
から出て
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
やぶかげ(籔蔭)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
籔陰
(逆引き)
さて例の
通
(
とほり
)
人家を避けて、
籔陰
(
やぶかげ
)
の辻堂を捜し当てた。近辺から
枯枝
(
かれえだ
)
を集めて来て、おそる/\
焚火
(
たきび
)
をしてゐると、瀬田が
発熱
(
ほつねつ
)
して来た。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
やぶかげ(籔陰)の例文をもっと
(1作品)
見る
藪影
(逆引き)
けれども自分
達
(
たち
)
に投げつけられたのだと思つたらしく子猿どもは一時
藪影
(
やぶかげ
)
へ隠れましたが、また出て来て、今度はその釣竿を一疋の可成り大きい兄さんの猿が掴んだと思ふと
山さち川さち
(新字旧仮名)
/
沖野岩三郎
(著)
やぶかげ(藪影)の例文をもっと
(1作品)
見る