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『山さち川さち』
ふりがな文庫
『
山さち川さち
(
やまさちかわさち
)
』
昔、紀州の山奥に、与兵衛といふ正直な猟夫がありました。或日の事いつものやうに鉄砲肩げて山を奥へ奥へと入つて行きましたがどうしたものか、其日に限つて兎一疋にも出会ひませんでした。で、仕様事なしに山の頂から、ズツと東の方を眺めて居ますと、遙か向 …
著者
沖野岩三郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「金の船」キンノツノ社、1920(大正9)年1~2月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
弄
(
いぢ
)
浸
(
つ
)
上
(
あが
)
出
(
い
)
宜
(
い
)
射
(
う
)
後
(
うしろ
)
攫
(
つかま
)
敏捷
(
びんせふ
)
母
(
か
)
皆
(
みん
)
真直
(
まつすぐ
)
私
(
わし
)
追駈
(
おつかけ
)
達
(
たち
)
鯇
(
あめのうを
)
丁度
(
ちやうど
)
上
(
かみ
)
伸
(
のば
)
兎
(
うさぎ
)
其
(
そ
)
剥
(
む
)
射殺
(
うちころ
)
揺
(
ゆす
)
杖
(
つゑ
)
猟夫
(
かりうど
)
確
(
しか
)
紀州
(
きしう
)
繩
(
なは
)
蜒々
(
うねうね
)
這上
(
はひあが
)
釣竿
(
つりざを
)
乍
(
なが
)
乳房
(
ちぶさ
)
乳頸
(
ちくび
)
伴
(
つ
)
信次
(
しんじ
)
俺
(
おれ
)
傘
(
かさ
)
其
(
その
)
其日
(
そのひ
)
取捲
(
とりま
)
取縋
(
とりすが
)
叮嚀
(
ていねい
)
叱
(
しか
)
呆
(
あき
)
周章
(
あわ
)
唸
(
うな
)
啼
(
な
)
土瓶
(
どびん
)
坐
(
すわ
)
塗
(
まみ
)
子猿
(
こざる
)
家
(
うち
)
射取
(
うちと
)
引摺
(
ひきず
)
弾丸
(
たま
)
彼所
(
あすこ
)
彼等
(
かれら
)
或日
(
あるひ
)
掬
(
すく
)
掴
(
つか
)
撥
(
は
)
撫
(
な
)
最
(
も
)
樫
(
かし
)
樹
(
き
)
歯齦
(
はぐき
)
死骸
(
しがい
)
淵
(
ふち
)
熊
(
くま
)
燻
(
くす
)
狙
(
ねら
)
独語
(
ひとりごと
)
猿
(
さる
)
田圃
(
たんぼ
)
疋
(
ぴき
)
白髪
(
しらが
)
眺
(
なが
)
眼
(
め
)
立竦
(
たちすく
)
筈
(
はず
)
筏
(
いかだ
)
縋
(
すが
)
肩
(
かた
)
能
(
よ
)
膝
(
ひざ
)
膳
(
ぜん
)
蔓
(
つる
)
藪影
(
やぶかげ
)
襟
(
えり
)
見
(
み
)
覗
(
のぞ
)
辷
(
すべ
)
退
(
の
)
逸早
(
いちはや
)
遙
(
はる
)
遣
(
や
)
釣
(
つ
)
頭
(
かしら
)