“鯇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やまめ75.0%
やまべ12.5%
あめのうを12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魚でもさけますと大きなやまめ渓間たにまの鯉は蛇を食べますから鮭や鱒を食べると三年過ぎた古疵ふるきずが再発すると申す位で腫物や疵には大毒です。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
さけますやまべなぞは持ちきれぬ程釣れて、草原にうっちゃって来ることもあり、銃を知らぬ山鳥はうてば落ちうてば落ちして、うまいものゝためしにもなる山鳥の塩焼にもいて了まった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
或日あるひの事、与兵衛は川へお魚をりに行つたが、どうしたものかその日は不思議にもたいてい一つのふちで大きなあめのうをが必ず一つづつ釣れるので、もう一つ、もう一つと思つて
山さち川さち (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)