トップ
>
乳頸
ふりがな文庫
“乳頸”の読み方と例文
読み方
割合
ちくび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちくび
(逆引き)
乳頸
(
ちくび
)
を柔かい舌で巻つけて、チュウチュウと、出もせぬ乳を、おいしそうに吸い始めた。そして、一方の手では、あいている方の乳房を、クネクネとひねくり廻しながら。
吸血鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「嫌だつて云ふのに、オツパイなんか飲ませたら、おツ母さんの
乳頸
(
ちくび
)
を
噛
(
か
)
み切つてやるぞ。」
熊と猪
(新字旧仮名)
/
沖野岩三郎
(著)
それから気を落つけて
射取
(
うちと
)
つた大猿を
能
(
よ
)
く能く見ますと、大猿の懐には可愛い/\小い猿の赤ちやんがピツタリと頭を母猿の
乳頸
(
ちくび
)
の所に押付けて四つの手で、
確
(
しか
)
と母の腹にシガミついて居るのでした。
山さち川さち
(新字旧仮名)
/
沖野岩三郎
(著)
乳頸(ちくび)の例文をもっと
(3作品)
見る
乳
常用漢字
小6
部首:⼄
8画
頸
漢検準1級
部首:⾴
16画
“乳”で始まる語句
乳母
乳
乳房
乳呑児
乳人
乳呑
乳母車
乳児
乳首
乳汁
“乳頸”のふりがなが多い著者
沖野岩三郎
江戸川乱歩