“乳母車”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うばぐるま92.9%
おんば7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田舎いなかで生まれた長女は肌理きめこまやかな美くしい子であった。健三はよくその子を乳母車うばぐるまに乗せて町の中をうしろから押して歩いた。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
亀池かめいけしたでおじいさんの乳母車うばぐるまいついた。ぼくたちはおじいさんの息子むすこさんにわけをはなして、おじいさんをこちらへけとった。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
乳母車おんばを買わんならんな」
青春の逆説 (新字新仮名) / 織田作之助(著)